話題のノンストップ物語。 きびすを返し、それっきり振れていく。 そんなふうに、のどかに考えていた僕の思いを粉々に打ち砕く出来事がそこで待っているなどと、思いつくのはちょっと予測不可能というものだった。 土曜日の朝。午前九時前の駅前で、僕は二人の人物と再会し、見知らぬ一人と初顔合わせを果たした。そして、さらにもう一人の顔見知りがすぐ近くに潜んでいると教えられることになる。恋する王子と受難の姫君 1 青空文庫txt 挿絵付き
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