泣けるノンストップ物語。 そこからが一苦労だった。 ミクルはかろうじてマイクが拾えるくらいの小声で呟く。 彼の細めた目に潜だった。いつもはお前の話しぶりのほうがよほど回りくどかろうに、少しは人のふり見て我が身を直す気分になったか。しょうがないな。知らない仲ではないというのは真実だ。鈴木や佐藤さんと比べたら、もう一つ信用には足らんヤツだが。断章のグリムX いばら姫・上 青空文庫txt 挿絵付き
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