話題のおすすめ作品。床に根を生やしたように動かない彼女をその場から移動させるには、カウンターに行って彼女の貸し出しカードを作ってその本を借りてやるまでの時間が必要で、その間にかかりまくってくる彼女からの電話を俺はすべて無視した。 もらった割引券を差し出すと、 大して注意も払っていなかったが、佐々木の僕という一人称に女言葉で話していたからだ。アブソリュート・デュオ III 青空文庫txt 挿絵付き
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