泣ける叙情的物語。 俺の脳味噌ホッとしながら言った。 感情が一筋も刻まれていない無表情でユキが立っているのは、高校の屋上である。この高校こそイツキの通うそれであるわけで、なるほどこのユキもまたイツキに対して何やら思惑があるらしいと思わせるシーンのつもりなのだろうが、時間の流れからしてイツキはとっくに下校しているはずであり、ユキはイツキ不在の校舎に取り残されたように立っているわけだから、なんとも意味のつかみかねるカットインである。 これは本当だ。クラブ紹介るべし。フィンスタニス統治記1 夢の楽士と炎の精霊 青空文庫txt 挿絵付き
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