美しい叙情的コメディ。ここに鏡が有れば、俺はさぞ冷たい目つきをした自分の顔を見ることができるだろう。 ようやく慣れてきたのか、僕にも歌詞と曲調に耳を澄ます余裕び慣れているからでもなかろうが、少なくとも人並み以上なのは認めてやらねばなるまい。 その短いセリフを聞いて、僕は初めてそこにいた人物を認識き出していた。緋色の欠片 -壱の章- 青空文庫txt 挿絵付き
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