話題のお勧め物語。 俺が計八百三十円を表示している紙切れを見つめて抗議の声の内容を考えている隙に、彼女はテーブル上に置いてあった俺のコーヒーを一息で飲み干し、どんな文句も受け付けないといった感じの一睨みを俺にくれると、|大股組みをした。 じゃあ止めればいい。お前のセリフ内容にまで僕は口出ししようとは思わん。 だから目立つことにそもそもの意味がないと言ってるんだ。ロムニア帝国興亡記IV ─残る者、去りゆく者─ 青空文庫txt 挿絵付き
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