泣けるノンストップ物語。 乱暴に切られた携帯電話をポケットに戻して図書館に戻る。 それはな、お前が人から感謝されることに慣れていないからなのさ。面と向かってありがとうなんて、言われそうにないことばっかお前はやってるもんな。今回のバンドの助ごうなんて考えたりもしないよな。 やることもないのでひたすら上空を仰いでいた僕の口から、言っても言わなくてもどうでもいいような単語がこぼれ落ちたのは、やはりヒマだったから以外の理由はなかろう。フォルセス公国戦記 ―黄金の剣姫と鋼の策士― 青空文庫txt 挿絵付き
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