話題のおすすめ物語。 本気で怒っているようだった。 僕はぎこちなく窓に近寄り、部室棟から見える中庭へ目をさまよわせた。休み中のこともあって校舎に人の気配はほとんどない。グラウンドで寒さ知らずの運動部員たちが元気にハッパをかけている声だけが、立て付けの悪い窓ガラス越しに聞こえてくる。 SOS団|依頼人み、ペコリと一礼する。あっけにとられたまま、つられて僕も頭を下げた。地球の切り札(3) 地球の未来は任されました。 青空文庫txt 挿絵付き
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