話題のお勧め物語。 俺は黙って窓の外へ視線を飛ばした。 彼女は上の空のような返答を寄こし、まだ雲を眺めている。僕も同じようにしてみた。つまり、何も言わずに黙って空を見上げたのだ。 ともかく、僕と佐々木は駅前に歩を進め、二人して立ち止まったところはいつもの場所だった。ジンニスタン 1 砂漠と海の物語 (アース・スターノベル) 青空文庫txt 挿絵付き
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